使えば使うほどに、深みのある光沢が生まれてくる.
■ なぜ、「植物タンニンなめしの鹿革」のみなのか?
レザーブレスレットを制作する上で、「愛着を持って長く使ってもらいたい」と言う強い思いがあります。
植物タンニンなめしの鹿革は使うほどに深みを増します。
完成直後はマットな質感が強いのですが、この革の最大の魅力は使えば使うほどに、深みのある光沢が生まれてくることにあります。
使い込んだ先まで見据えて、レザーブレスレットを制作するのも、Takumiのこだわる所です。
また、制作していると余分なフリンジの所をカットして出る不要な革を廃棄しなければいけません。
植物性タンニン鞣しの鹿革は古くから行われているなめしの方法で、環境にも人にも優しいナチュラルな鹿革です。
私が環境や人に出来ることは、小さなことかもしれませんが「チリも積もれば山となる」と考えております。
藤岡勇吉本店で扱うタンニン鞣しの革は、一枚の革が出来上がるまで1、5ヶ月という長い時間をかけて丹念に鞣し、つくられます。
■ 植物に含まれている渋(タンニン)を使ったなめし技術
鹿革も用途目的に合わせて様々な「なめし方法」があり、その方法によって風合いや性質が異なります。
なめしの技法は大きく分けて3つ、 「植物タンニンなめし」 「クロムなめし」 「混合なめし」
また、植物タンニンなめしに使用する原皮は、慎重に選別される為、厳選した鹿革の中でも大変希少で上質な素材です。
「植物タンニンなめしの鹿革」は古くから行われているなめしの方法で、植物の樹皮や幹葉や実など自然から取れるモノを粉砕し、そこに皮をつけて鞣す方法です。
原皮の状態から完成までに1.5ヶ月の時間をかけて丹念になめし、つくられます。
近年、エコレザーやヌメ革と言うと聞いたことがあると言うかたは多いのではないでしょうか、その名称の付くものは全てタンニン鞣しです。
■ (株)藤岡勇吉本店の‘‘植物タンニン鞣しの鹿革のみ’’を使用
Takumiの使用する鹿革は、通称「FUJIOKA DEER」と呼ばれる鹿革で、「植物タンニンなめしの鹿革のみ」を使用し,独自の色、厚み、幅に依頼し、レースにしています。
また、使用する鹿革の原皮はニュージーランド産を使用しています。
鹿の多くは野生です。しかし、世界でも珍しくニュージーランドでは鹿を飼育しているので、傷が比較的少ないというメリットがあります。
さまざまな試行錯誤の結果、鹿革レザーブレスレットの特性を最大限に活かした「植物タンニンなめしの鹿革」のみを使用しております。
千葉県船橋市の「鹿革を編む」 オーダーメイド レザーブレスレット專門店 Takumi の村澤でした。