■ 革 ブレスレットの作り方(コンチョのとめ方,鹿革6本編み)
電話でのお問い合わせにて「コンチョのとめ方はどうすればいいでしょうか・・・?」
と、ご質問をいただきましたので写真とともにご説明して行きます。
極論を言ってしまえば、とまっていれば問題ないのですが、
今回ご紹介させていただくとめ方は実際に長くボクも使ってみて緩みづらい「独自のとめ方」になります。
「実際に使う」ここが個人的に一番大切だと思う。^^
しっかりとキレイに止める為には、何回も練習が必要になると思いますが、とめ方の一つとしてご参考にしてみてください^^
■ コンチョをとめる時のポイント!
・ しめる時の手の持ち方!(※押さえ方をしっかりしないと締まりが弱く、使っているうちに緩みほどけてしまいます。
・ 緩みのないようにしっかりと止める。
※使用しているレースは強度の丈夫な鹿革紐(とめる部分は厚み1.5mm前後)になりますので、厚みの薄い牛革で強く引っ張りすぎてしますとレースが切れる場合がありますのでご注意ください。
まず、6本編みを希望のサイズまでこのような状態まで編んで上記の写真の状態にします。
革 ブレスレットの作り方(コンチョでとめる6本編みの編みはじめ)はこちら。
まずは、右上の鹿革を片結びします。(ここを片結びしておくと長く使用してもコンチョのところが緩みづらくなる。)
※片結びしているところ以外の紐はほつれないように持っていてください。
輪っかを作って。
片結びをしたら、持っていた他の紐は手を外して大丈夫です。
※コンチョに通すレースは先っちょを斜めにカットしておくとコンチョのループに通しやすいです。
コンチョに通す紐は、基本あまった紐(5本)のどれでも良いのですが、最初に片結びした結びめのすぐ近くがベスト。
グルッと下から一周し、もう一回ループに通します。(強度を出す為、2回通す。)
若干の引っ張る力が必要なので、ボクはヤットコ使います。(ペンチなど先っちょがギザギザしている物を使うと革を傷つけるので注意してください。)
一番下のレースを矢印の方向に引っ張ります。(結構しっかり。)
そうすると、赤丸の紐がグッと締まります。
そしてしっかり締めた後は、上記のようにしっかりと左手の親指で緩まないように、押さえます。
※押さえながらがポイント!!
最初に1回片結び。
コンチョのループには2回通して、しっかりと止める。
まだ、終わりではありません。
↓
↓
↓
余っている紐で、最後にもう1回しっかりと片結びします。(基本どの紐でも構いません。)
ここをしっかり片結びしておくと、長く使用していてもコンチョに通している結び目がずれてこない。(コンチョの結び目は着脱時に頻繁に動かすのでここを最後にしっかりと片結びしておかないと結び目が緩んでしまいます。)
このとめ方は、コツが必要にはなりますが、長くご使用していてもほつれにくいコンチョのとめ方になりますので、参考にしてください^^
お問い合わせはこちらまでお願いします。
————————
工房
【 Takumi 】 『鹿革を編む&ビーズワークス』 オーダーメイド アクセサリー專門店
〒274-0816 千葉県船橋市芝山1-40-8-802
村澤 巧 ・ あゆ
■ 電話でお問い合わせする
お急ぎの方は、些細な事でもお気軽にどうぞ^^ 090-4549-6720 (9:00~21:00)