鹿革タンニン鞣しは各色でどのように経年変化していくのか?

■ 鹿革タンニン鞣しの経年変化

鹿革 経年変化
私物、約1年半~約2年使用(左からブラック、チョコ、ダークブラウン、キャメル、ホワイト) ※使った頻度は異なります。

■ 各色でどのように経年変化していくのか?(ブラック、チョコ、ダークブラウン、キャメル、ホワイト

鹿革の色
経年変化については、「使用頻度」 「お手入れ方法」で変化の仕方は十革十色変わってきます。

ただ、「こんな感じにこの色は変化していくよ」と言う事を今回ご説明できればと思います^^

鹿革 黒
1、ブラック
ブラックに関しては、基本的に色は変わりませんが、使い込むうちにツヤが出ます。
汚れが目立たないのもブラックのメリット。

鹿革 こげ茶
2、チョコ
使い込むと、さらに色は深いこげ茶色になっていきます。
人により異なりますがブラックに近いこげ茶に変化する方もいらっしゃいます。
チョコも汚れは基本的に目立たないです。

鹿革 茶
3、ダークブラウン
ダークブラウンは経年変化を目に見えて楽しめます。
部分的に濃くなったり、使い込むうちにチョコぐらいまで変化する場合もあります。

鹿革 キャメル
4、キャメル
経年変化をガッツリ楽しみたい方には一番キャメルがお勧めになります。
よく革製品で聞く「あめ色」に変化していきます。
一人一人異なりますが、水に頻繁に濡れていたりすると、完全に見た目は茶色になる方もいらっしゃいます^^

鹿革 白
5、ホワイト
ホワイトは使い込むうちに生成り(キナリ)に経年変化していきます。
汚れは付きますが、長年使い込むことにより独特のホワイトになりますので、その汚れも愛着と感じると思います^^

■ ご自宅でのメンテナンス・お手入れに関して

鹿革ブレス メンテナンス

‘‘鹿革は使ってあげること自体が一番のメンテナンス’’

鹿革の手入れはものすごくシンプルです。

頻繁に使っていれば、手を通して適度な油分の補給になったりします。
あまり難しく考えず、愛着を持って使う。これが一番です。

ボク自身もブレスレットはオイルを1年に1回入れるか入れないかです^^(おすすめはニートフットオイル)
鹿革アンクレットは過保護にならない程度に「カサカサ」が気になったとき、少しだけオイルを入れるだけで十分です。

■ 綿の柔らかい生地で乾拭き(裾上げしたハギレや着なくなったTシャツなど)

鹿革は、過保護に手入れをする必要はまったくありませんが、Takumiの使用する植物タンニンなめしの鹿革は植物のように呼吸しています。
出来れば月に1度、もしくは3ヶ月に1度でも良いのでこの呼吸を止めないように、乾いた綿の生地で優しく乾拭きをしてあげてください。

汚れは乾拭きでスッキリします。そしてとても魅力的な艶が出ます。

一見地味ですが、後のエイジング(経年変化)を大きく左右しますので愛情たっぷりに撫でてあげてください^^

鹿革を理解し、十革十色のエイジングを自分でコントロールすると、より美しい鹿革のエイジングを楽しめます^^

育てる楽しみを感じて頂けたら幸いであります^^

ご自宅でのメンテナンス・お手入れに関して、ご不安な点などございましたら、
どんな些細なことでも結構です。何なりとご相談ください。

鹿革を編む オーダーメイド レザーブレスレット専門店
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Takumi  「鹿革を編む」 オーダーメイド レザーブレスレット專門店

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